どうして「重要港湾」を持つ酒田市に、まともな幹線鉄道・幹線道路がないのか?

東北地方の地図から見た、山形県「庄内地方」の交通網の不思議 ー「中小企業診断士」からの視点

転勤で全国各地に居住経験を持ち、今は酒田市に住んでいる者として、今特に強く感じている事があリます。

それは東北地方の地図を広げてみて、山形県・庄内地方から周辺地域や隣接県に視点を広げて地図を眺めてみたときに感ずる不思議です。

地図を見てみましょう。
日本での「重要港湾」(酒田市)が存在する庄内地方が明らかにこの地域の幹線鉄道、幹線鉄道が庄内地方で途切れ、庄内地方にはまともな幹線鉄道、幹線鉄道が存在しないことです。。

「新幹線鉄道」をみてください。 全くありません。
「高速道路」をみてください。  酒田市で途切れています。
「一般国道」をみてください。  未だに「魔のカーブ」の警告版が存在する国道です。

も一度、幹線鉄道、幹線道路が記載された地図を見てください。

9月3日付「山形新聞」朝刊2面の記事を見てください。
私は山形新聞の購読者ですが、の今では、「山形県」扱いとなる「新幹線ワーキングチーム」とやらが取り上げる「フル規格化」が大手を振って、あたかも山形県全体がこの意向に賛同しているかのような扱いとなっています。

ちょうどこの記事掲載の前後にかけて、衆議院選挙が行われました。衆議院議院議員自民党公認立候補者の遠藤利明氏と民進系の山形県知事・吉村美栄子氏の強い意向に沿い、山形新聞社が多くの紙面を割き、山形新聞のキャンペーン記事「山形新幹線のフル規格化」を取り上げました。一方衆議院議員に立候補した遠藤利明氏は、山形新聞のキャンペーン記事にほぼそのままに、同氏の選挙テーマとして、「山形新幹線のフル規格化」を掲げて選挙戦を戦いました。私は少なからず違和感を覚えました。このキャンペーン記事の内容となる既存の山形新幹線の高規格化は、山形県民総意の下での案だと言うのです。

選挙入る前のキャンペーン記事内容は、遠藤氏が選挙テーマで掲げた内容そのものでした。一方選挙後に同キャンペーンで取り上げた記事内容となるサブタイトルは「取り残された庄内地方」でした。庄内地方で希望する案は、遠藤利夫氏の希望する「フル規格化」とは異なり、山形新幹線の新庄駅から、庄内地方への延伸化を希望するものでした。山形新聞は、記事内容を見事に「内陸版」と「庄内版」とに選挙戦の前後で使い分けたのです。

そして遠藤利明氏は、山形県民の総意だとして「山形新幹線の秋田市延伸のフル規格化」をテーマに選挙戦で戦ったのです。このテーマの取り上げ方の矛盾を見事に切り分けたのが、山形新聞だったのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする