東北整備局企画のヘリによる庄内地方上空からの視察に感謝

東北整備局企画のヘリによる庄内地方上空からの視察に感謝

5月23日の「山形新聞」によれば、22日に国土交通省東北整備局の企画で、ヘリコプターによる庄内地方視察が、榎本政規鶴岡市長、丸山至酒田市長、原田真樹庄内町長、時田博機遊佐町長、阿部誠三川町長、そして川瀧弘之東北地方整備局長が参加し、空から庄内地方を視察し、重要インフラ等の整備状況の確認を行ったとのことです。

私は、東北地方整備局がこのような視察を企画していただいたことに、大いに感謝したいと思います。私達住民は、庄内地方の将来の発展を考えるときの癖として、とかく、隣接市町村を平面的な競合関係・利害関係の視点だけで捉えがちだと思います。時にはそのような視点も必要でしょう。しかし庄内地方の発展を広い視点で考えていくときには、各隣接市町村間の相互依存関係の視点を重視して庄内地方を見れば、これまでとは違った庄内地方の新たな展望が期待できるのではないかと私は思っていました。

整備局の今回の企画は、空から庄内地方を広く俯瞰することで、庄内地方の各市町村の相互依存関係と、そして各市町村の連携の重要性も確認できる絶好の機会となったのではないかと思います。更には地政学的に見た場合の庄内地方の山形県における交通、物流の重要性も認識できるのではないかと思います。当地域の発展の可能性も見えるのではないかと、私は勝手に考え大変喜んでいます。

私はこのブログの別の投稿で、生意気にも、「東北地方の「陸の孤島」ー庄内地方」のタイトルで日本海に面する各県から見たときに、重要港湾「酒田港」などが、交通・物流の要衝の地にありながら、他県に比し著しい遅れがあると書きました。私の稚拙な文章で、読んだ方は気を悪くしている方があるかと思います。他県の多くの地域・都市に住んだことのある私としては、庄内地方は、多くの豊な資源を持ち、豊かな地域文化を持ち、重要港湾という酒田港などの地政学的にも大変重要な場所にありながら、何か大事なものが欠けていると思っていました。それは、物の移動、人の移動、情報の流れ(移動)関するインフラ機能が極度に遅れていると感じたことです。

物の移動に関しては、重要港湾「酒田港」が海外等に向けたゲート港としての機能を持ちながら、そのゲート港につながる内陸に向けた道路等のハブ機能が大変遅れているのではないかと思いました。このハブ機能を担う部分として、山形県内陸地方、そして宮城県、そして石巻港につながる横断道路など、物流機能、物の移動の発展の可能性はとてもい大きいと思いました。

人の移動に関しては、「山形新聞社」、衆議院議員・遠藤利明氏そして山形県知事・吉村美栄子氏が一緒になり、山形県内陸地方を重点志向した「新幹線フル規格キャンペーン」にとても力が入っています。その関係する地域からだけ見れば、その考えはある程度理解できます。しかし私が思うのは、今回、庄内地方の各市町村を地方全体から俯瞰的に見たように、山形県においても、山形県全体を俯瞰的に見る視点が必要ではないかと思っております。

私の言い方が悪いのかもしれませんが、今の山形県の交通体系の問題点は、山形市にハブ機能を持たせた「山越え・峠越えの交通体系」ではないかと思っております。物流機能から見たハブ機能をも山形市に置く考え方です。私が他県に住んで得た経験からすれば、新潟県や福島県に見られるように、「県庁所在地」にこだわり過ぎないことも場合によっては必要かと思います。新潟県における上越市の例、福島県の郡山市に物流機能を持たせた例などです。山形県おいても、もっと平坦地域を利用した幹線道路・鉄路の考え方が必要と思います。交通・物流機能の結節点を考えた場合、宮城県との関係から新庄市が地勢的に重要になる可能性を持っているのではと思います。

このように考えたときに、山形県の物の移動、人の移動、情報の移動が有機的に機能するのではなかろうかと個人的に考えています。

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